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「みんなどんなワーホリプランを立てているのだろう?」
これは、私がワーホリをする前に疑問に思ったことの一つです。
今回は、前回に引き続き
働く、旅する、恋をしたワーホリ物語【後編】です!
《後編》〜オーストラリア二年目〜
目次
ファーム生活は一旦ピリオド
ワーホリ一年目が終わる頃にファーム生活は一旦卒業しようと、ピリオドを打ちました。
せっかくオーストラリアに来ているのだし、シティライフを送ってみよう、と。
接客のお仕事などもして、自分の経験値を上げたいと思ったのです。
まさか、まるまる一年間ファーム生活を送るなんて思わなかった!
シドニーに行く用事があったため、バンダバーグを離れてブリスベンやゴールドコーストに寄り道をしてシドニーに向かいました。
付き合ったばかりの彼氏とはいきなり遠距離になりましたとさ。涙
シドニーで、憧れのテイラースウィフトのコンサート鑑賞
シドニーへ来たのはテイラースウィフトのコンサートに行くため!

大好きなテイラースウィフトのコンサートのチケットは、公演約一年前の発売日に速攻取りました。
チケットは日本みたいに一般発売日に売り切れるかと思いきや、なんと、発売日から半年後もチェックしてみると、チケットはまだ余っていた。笑
テイラーだけでなくて、その年はブルーノマーズやエドシーランもオーストラリアに来ていたのですが、エドシーランは公演一週間前もまだチケット余ってました!結局行きませんでした。涙
(オーストラリアで海外人気アーティストのコンサートを見るのは意外と穴場!)
コンサートは雨に濡れながらでしたが、最高!
海外でコンサートに行くのは初めてだったので、良い思い出で良い経験になりました^^
セカンドビザをゲットした時のお話
実はテイラースウィフトのコンサートに行った日は、ビザが切れる2日前でした。笑
日本に帰る予定がなかったので、オーストラリアにいながらセカンドビザの申請をしていたのだけどなかなか結果が来ず、ずーっと返事を待っている状態でした。
この時点ではまだセカンドビザが降りていなかったのです。
セカンドビザを申請したのはワーホリ9ヶ月目の時。
ビザ切れるまで3ヶ月もあれば余裕だろうと思ったら、なかなかビザがおりず、焦りました。。
(でも、ビザが切れても代わりにブリッジングビザというのが降りるので大丈夫なんです☆)
結局ビザは切れてしまいましたが、その1ヶ月後にやっと連絡が来てセカンドビザを取得できたのでした。
半年待った人もいれば、ビザすら降りなかったという人もいたので、、私はラッキーな方!?
メルボルンに移住、シティライフSTART
2018年11月。私のオーストラリアワーホリは記念すべき1周年を迎えたのでした。
シドニーから今度はメルボルンに移動!
この年の5月にメルボルンに行って「ここは私の居場所じゃない!!」と、しっくりきていなかったのに結局また戻ってきました。
今度こそシティライフを楽しもう!と。
メルボルンリベンジ!!

本当はシドニーにそのまま住もうかと思っていたのですが、彼氏がメルボルンに住む予定だったので私もそうしようと思いました。
(のち、彼のメルボルン行きはパーとなったのでした。笑 結局遠距離がずっと続く。)
収入を途絶えたくなかったので、早速お仕事探しをし、メルボルンにお引越し後一週間以内にお仕事を見つけることができました。
見つけたお仕事は、日本食レストランのウェイトレスのお仕事。
転職続きのメルボルンライフ。まさかのマッサージ師(未経験!)修行
日本食レストランでのお仕事はすぐに見つかったものの、あまり職場の雰囲気が好きじゃなかったため、すぐに辞めることにしました。
勤務期間、わずか一週間。笑
日本食レストランのお仕事を辞めようと思ったもう一つの理由が、マッサージのお仕事に興味があり、勉強してみたいと思ったから。
「やらなかったら絶対に後悔する!」と思い、思い切って1000ドル自己投資してマッサージの勉強を本格的にすることになったのでした。
お金を払って勉強して、そのままお店で雇ってもらえることになったので、晴れてマッサージ師になりました〜!
…というのはウソで、マッサージも実際にやってみたらなんだかしっくりこなかったんです。
マッサージする側…全然楽しくなかった。涙 マッサージ受けるのは好きなのだけど。
結局お店で働くお話はナシにしたのでした。
本音を言うと、ワーホリで見つけられるお仕事の選択肢は日本よりも圧倒的に少ないです。
簡単に見つかるのは、主に飲食店でのお仕事。
私は飲食店でのお仕事があまり好きではないため、マッサージのお仕事に挑戦してみたかったのは”他に好きになれるお仕事を見つけたかったから”というのもあります。
マッサージもダメか…、失望感でいっぱいでした。
そんな中、今度はハウスクリーナーのお仕事に興味を持ち、働くことになりました。
オーストラリアは共働きの方が多く、ハウスクリーナーの需要がとてもある国なんだ、とワーホリを通して知りました。
小さなお子さんがいる若いご夫婦でもクリーナーを雇うお家がとても多いのです。
マッサージのお仕事をするはずだった部分の穴埋めをしなければ!と思い、あまり気は進まなかったけど日本食レストランのお仕事も新たに見つけました。
というわけで、ハウスクリーナーとレストランのウェイトレスとして、2つのお仕事を掛け持ちして働く毎日になりました。
本当は、日本人環境ではないネイティブばかりのローカルのお仕事が理想ではあったけど、マッサージのお仕事に期待していた分の失望感が強く、私にはお仕事探しに時間をかける気持ちの余裕がありませんでした。。
突然お先が真っ暗になる。大晦日に大泣き
ハウスクリーナーのお仕事は、楽しい!!
けど日本食レストランの方は、他のお店といえどやっぱりモヤモヤする。
ブレまくっている自分にイライラ、モヤモヤ。。
もう、ワーホリいやだ!!!
と、急にイヤイヤ期が到来したのは、去年の大晦日でした。笑
もうお先真っ暗で嫌になり、1人で家で大泣きしながら日本にいる母に電話しました。
大晦日の夜に、ノートにだーっと自分のモヤモヤする気持ちや、やりたいこと・やりたくないことを書いて、自分の気持ちを整理しました。
こんな大きな自分会議は、この半年前のゴールドコーストぶり!
そんな中フリンダースストリート駅で見に行った年越し花火は感動したなぁ。

猛烈な悔しさからの決意。
大晦日の日だったか、新年1月1日だったか、大好きなNetflixで、大好きなテイラースウィフトのコンサート映像が更新されたんです。(どんだけテイラー好きやねん)
それを見て大満足!…かと思いきや、テイラーに大嫉妬!!!笑
なんで年1個しか変わらないのに、こんなに違うの?!
テイラーは大活躍してるのに、今の私はなんなの?
好きなことをお仕事をしている人ってなんでこんなに輝いて見えるの?
私もそうなりたい
もう、好きなことしかやりたくない!
やりたくないことは、もうしない!!!
と、コンサート映像を見て、生き生きと輝くテイラースウィフトの姿を見て、猛烈な悔しさを感じました。
それがきっかけで、嫉妬や悔しさは私の人生を大きく変化させる決意に変わりました。
天職を見つける
いったい、私が本当にやりたいことはなんなのだろう?
そう思っていた私でしたが、ハウスクリーナーのお仕事は楽しくて、最近の私にしては長続きしていました。
「やりたくないことは、もうしない!」という自分の決意に従い、メインでやるつもりだった日本食レストランのお仕事はまた辞めて、ハウスクリーナーのお仕事一本で働くことに決めたのでした。
ハウスクリーナーのお仕事にはとてもやりがいを感じていました。

通勤中の道♡
自分の手でお客さまのお家が綺麗になるのがうれしかったし、喜んでもらえて「いつもありがとう!」とうれしそうに伝えてくれるお客さまの表情を見るたびにやりがいを感じました。
お客さまはオーストラリア人ばかりだったので、生のネイティブの英語を聞けるのも参考になったし、ネイティブの大人から子どもまで、お客さまとコミュニケーションを取れることもとても楽しかったです。
これは天職だ!!と感じていました。笑
そのあと、新しいお仕事を運よく紹介していただき、ホテルクリーナーとしても働けることになりました。
なので、クリーナーのお仕事を掛け持ちして、お掃除三昧だったメルボルンライフでした。
新しい趣味ができた
メルボルンには、とてもおしゃれで素敵なカフェやレストランが多いです。
そして、コーヒーがおいしくて、どのカフェやレストランにもコーヒーの種類が豊富!
私は日本にいた頃は、おしゃれなカフェだとかコーヒーのラテアートにも全く興味がなく、お気に入りはドトールのハニーカフェラテかスタバのフラペチーノくらいでした。
メルボルンに来たら、そんなおしゃれで素敵なコーヒー文化に染まり、すっかりコーヒーの虜になっていました。
これぞおしゃれ女子♡というような趣味とは全く無縁だった私にもついに、”カフェ巡り♡”という女子らしい趣味ができたのでした。笑
コーヒーだけじゃなくて、ジェラートもおいしいんです。
カフェ巡りとジェラート巡りが私の趣味となりました。
セカンドワーホリは旅の一年になった
ワーホリ1年目も割と旅の1年でしたが、2年目も旅多き1年でした^^
行ったのは、シドニー、メルボルン、ケアンズ、アデレード、タスマニア、パース、ブリスベン。
楽しい思い出ばかり。
やっぱり私は旅が好き!

やっぱりこれだね。オーストラリアワーホリの原点に戻る。
ハウスクリーナーのお仕事を長くやっていましたが、お掃除の技術を極めたら物足りなく感じるまでに達しました。
新しい環境を求めるようになり、心の中に秘めていたのは「ファームに戻りたい!」という気持ち。
前編でも書きましたが、ワーホリ1年目はずっとファームのお仕事をして過ごしました。
ファームのお仕事は、ハウスクリーナーよりも色々な意味でキツいです。
でも、気楽にお友達を楽しくできるファームのお仕事の醍醐味を知っているので、最後にもう一度ファームで働きたいと思いました。
セカンドビザの残り期限があと2ヶ月になったところで、思い切ってメルボルンを離れることにしました。
ハウスクリーナーで安定したお給料をいただいていたので、それを手放すことを惜しく感じ勇気が入りましたが、未来の自分が後悔しない選択をしたかった!
メルボルンを離れ、コフスハーバー、そしてまたカブルチャーに戻ってファームのお仕事をしました☆
新たな出会いがあって、新たな親友にも出会えて、やっぱりファームが好き!
本当に楽しかった。
私のワーホリはファームで最高に締めくくることができました。

帰国日
2019年10月、ついに私の帰国の時が来ました。
本当にさみしかった。
スマホをいじるのをやめて、ブリスベン空港に行くまでの景色をしっかりと目に焼き付けました。
ブリスベンで始まり、ブリスベンで終わる。
最後に空港でフラットホワイト(コーヒー)を飲んで、私の2年間のオーストラリアワーホリが終わりました☆
成田空港に着いた時は最高潮に悲しくて、涙が出ました。
帰国した時に自分の本心がはっきりとわかりました。
「私は海外生活が好きだ!将来、絶対にノマドライフを送りたい!」ということ。
というわけで、目指せノマドライフ!!
私のワーホリ物語をお読みいただきありがとうございました☆
終わりのようで新たなはじまり。
私は次のステップへ進みます!!
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